初めに、お客様ニーズの調査を行い、 次に、売場や作業のチェックをすることがモチベーションを上げるコツです。 これを逆にすると、向上心の芽を摘むことになります。 向上心の芽を摘むことは避けよう！

◆お客様の満足した笑顔に接すると、自分自身も心が豊かになり感謝の気持ちが湧いてくるものです。……お店の人達は、お客様の生の声には素直に耳を傾け改善意欲が起き、モチベーションが上がる傾向があります。 ◆一方、お客様の声を優先することを怠り、短絡的にチェックリストを使い、日頃の仕事振り、売場や作業、及び、マネジメントのチェックを行い、問題を摘出すると、先にストレスが強まり、向上心の芽を摘むことになるので気をつけましょう。 ◆先ず、ショッピング調査の実施とお客様ニーズの把握。→次に、人時生産性の分析、更には、チェックリストを使った、売場や作業或はマネジメントのチェックを実施する。といった問題を素直に受け止める環境を整備してから、セルフチェックを実施するなどの改革改善の基本を守り、マーケットインの考え方を重視すると成功の確率が高くなります。

ズレた目、歪んだ眼では、事実を正しく把握できない

このデータは、顧客満足度調査ＣＳ39ソフトによるものです。 1　お客様が感じている顧客満足度ＣＳ値と従業員が感じている顧客満足度ＣＳ値 　 に大きなズレがあります。 2　元気の無いお店では、お客様と従業員の間に歪み、ズレがあるのが一般的です。 3　こうしたズレた眼で、自分の店や競合店の売場診断を行っても、そのデータの信頼 　 は低くなり、データとして使い物にはなりません。 4　また、チェックリストを使って、日頃の作業技術、販売技術をチェックし評価しても、 　 そのデータは活用できません。 5　チェックリストで、こうしたことを実施していると、モチベーションが下がり、向上心の芽 　 を摘むことになり危険ですので、くれぐれも気をつけることが必要です。 6　顧客満足度調査を実施した後に、お客様との目線を合わせ、客観的に判断がで 　 きる状態になった後に、売場や作業技術や販売技術等をチェックリストで評価する。 　 といった手順で進めることが成功の条件です。

　６月のコンサルティング・スケジュールへ　→